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昨日のブログにも書きましたが、隣町の歯医者まで行ってきました。
例のインビザライン、あと1年という長い旅路の途上です。
ところが帰り道、電車の1時間遅延というアクシデントに遭遇しました。

本来なら「なんでこの寒い中、1時間も待たなきゃいけないんだ」と不条理を感じる場面ですが、ふと、手に持ったホットコーヒーに目をやると、不思議な感覚に陥りました。

凍えるホーム、立ち上る湯気、動かない掲示板。

「コーヒーを飲みながら、ただ電車を待つ」というだけの行為。

この、効率化が進んだ現代社会において絶滅しかけている「純粋な待ち時間」が、なんだか妙に新鮮で、ちょっとしたドラマの主人公にでもなったかのような錯覚を覚えました。

まあ、実際はドラマでも何でもなく、ただ「帰るのがめちゃくちゃ遅くなった主婦」なわけですが。
次の診察は二か月後。
1時間の遅延をコーヒーで乗り切ったように、あと1年の矯正生活も、こうして小さな「新鮮さ」を見つけながら乗り切っていくしかないのでしょう。

そんな、時間の経過を噛み締めた日の食卓には、こんな「時間の経過とともに味が馴染む」副菜がちょうどいいんです。

【本日の構築:ほうれん草と白菜のツナマヨ和え】
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白菜という食材は、加熱調理という「王道」に逃げがちです。
なぜなら、生の白菜には「水分が多すぎる」「味に締まりがない」という、構造上の弱点があるからです。
今日はそこを、ツナとマヨネーズという「最強の和解案」で解決していきます。

《材料》
ほうれん草:1束
ツナ缶:1缶(70g)
白菜:200g
※生のままでは水分に悩まされる、あのアブラナ科の難敵です。
塩:小さじ1

【A:味の着地点】
マヨネーズ:大さじ3
醤油:小さじ2
鰹節:小1袋
すりごま:大さじ2

(仕上げ用)白ごま:適量

【構築の手順】
① ほうれん草の「粛清」
ほうれん草をサッと茹でて冷水へ。
ここで大事なのは「これでもか」というくらい水気を絞ることです。
中途半端な慈悲は、後の水っぽさに繋がります。5cm幅に切り揃えておきます。
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② 白菜の「弱点克服」
白菜を切り分けます。根元は1cm、葉はザク切り。
ここに塩を振り、「塩揉み」という名の試練を与えます。
しばらく置くと、白菜から「自分の弱点」であった水分が溢れ出してきます。
これを全力で絞り切る。面倒ですが、ここが味の境界線です。
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③ 統合と和解
ボウルに、ほうれん草、白菜、そして軽く油を切ったツナを投入。
そこに【A】を加え、しっかりと和えていきます。
白菜の頼りなさを、ツナの旨みとマヨネーズのコクが完璧にバックアップしていく様は、見ていて安心感すら覚えます。
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④ 仕上げ
器に盛り、白ごまを振ります。
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【考察ポイント】
「絞り」の重要性
白菜の水分を絞り切ること。ここを怠ると、味がぼやけ、理想とした着地点から大きくズレてしまいます。歯の矯正と同じで、微調整をサボってはいけないのです。

鰹節とすりごまの役割
彼らは「味付け」であると同時に、残った微かな水分を吸収する「スポンジ」の役割も担っています。この二重構造が、作り置きを可能にするんです。

電車の1時間は長かったですが、コーヒー一杯で「新鮮な体験」に書き換えることができました。
インビザラインの残り1年も、そうやってポジティブに解釈していこうと思います。

皆さんも、もし何かの待ち時間に直面したら、温かい飲み物を用意してみてください。
そして帰宅後は、しっかり水気を絞ったこの和え物で、白ごはんをかき込んでみてください。
きっと、その「待ち時間」も、悪くなかったなと思えるはずです。
あと1年、頑張ろう。

充実した一日を。


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