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早いもんで、我が家が今、大変なことになっています。
まず長男と次男。こちらは「学級閉鎖」という、いわば「公的に家にいなさい」という通知を受けての帰宅。
そこに追い打ちをかけるように、娘が「インフルエンザB型」を発症しました。
少し前にA型をやったばかりなので、これで我が家は今シーズン、インフルエンザのA型とB型を両方「制覇」したことになります。

何の大会に出場しているのか分かりませんが、この「AB同時コンプリート」という実績解除、正直言って全く嬉しくありません。
家の中は、さながら「野戦病院」と「休校による暇を持て余した男子寮」が合併したような、カオスな状況。
誰が熱で、誰が暇で、誰が元気なのか。
もはや、世帯主としての統治能力が試されています。
そんな、バイ菌と不条理が蔓延する我が家を、せめて内側から温めて立て直すために。
今日は、隠し味に「和」の知恵を忍ばせた、戦略的なスープを構築しました。

【本日のシステム:ブロッコリーのコーンクリームスープ】
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一見、おしゃれな洋風スープを装いながら、実は「味噌」という強力な助っ人を隠し持つ。
この、見た目と中身のギャップが、疲れた体には効くんです。

材料
ブロッコリー:1/2個
(小さく刻んで、スープに「溶け込ませる」のがポイントです)

ベーコン:2枚
玉ねぎ:1/4個
スイートコーン:30g
バター:10g

薄力粉:大さじ1
牛乳:300ml

【A:味の根幹】
水:100ml
コンソメキューブ:1個
味噌:小さじ1
(これが、やさしさの中に「深み」をもたらすスパイです)
黒胡椒:少々

【構築の手順】
① 裁断による最適化
ブロッコリーを粗く刻みます。
「具」としての存在感よりも、スープとの「一体感」を重視したカットです。
ベーコンと玉ねぎも、効率よく火が通るサイズに整えます。
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② 油分と粉の癒着
鍋にバターを熱し、具材を1分ほど炒めます。
そこに薄力粉を投入。
ここで粉っぽさが消えるまでしっかり炒めることで、後の「とろみ」のクオリティが決まります。ここは慎重かつ、大胆に行ってください。
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③ 味のベースライン( simmering )
【A】を加え、蓋をして3分間煮ます。
ここで隠し味の「味噌」が、コンソメと手を取り合い、深いコクへと昇華していきます。
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④ 牛乳の介入
牛乳とコーンを加えます。
ここで最大の注意点。「決して沸騰させてはいけない」。
牛乳は、熱すぎると分離するという繊細なプライドを持っています。
火加減を調整し、優しく温める。これが統治者のマナーです。
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⑤ 最終調整
塩こしょうで味を整え、黒胡椒を散らして完成です。
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【考察ポイント】
味噌の存在意義
洋風スープになぜ味噌か。それは、日本人のDNAが「味噌」という文字を見ただけで、無意識に安心感を得るように設計されているからです。この安心感こそが、今、我が家に最も必要なものです。

具だくさんの戦略
これ一杯で満足させる。洗い物を減らし、栄養を集中させる。
学級閉鎖とインフルエンザが同居する家において、効率化は正義です。
学級閉鎖。インフルエンザA。そしてB。
あとは何が来れば気が済むのか。

もう、そろそろ落ち着いていいんじゃないでしょうか、我が家。
皆さんも、もし「家族の誰かが何らかのウイルスをコンプリートしそうだ」という予感がしたら。
あるいは、単純に寒い朝、台所に立つのが嫌になったら。
この、味噌を隠し持ったやさしいスープで、自分を励ましてみてください。
きっと、お腹の中から少しずつ、平和が戻ってくるはずです。
(とりあえず、早くみんな学校に行ってください)
充実した(そして、平穏な)一日を。


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