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滋賀は昨日から、雪がすごいです。
そんな中、娘が学校へ出かけていったのですが、彼女の移動手段について、私は今、非常に強い「疑問」を抱いています。

家から学校までの距離、およそ100メートル。
冷静に分析してみてください。100メートルですよ。

バレーボールのコートで言えば、エンドライン間を約5往復ちょっとする程度の距離です。
歩けば1分。全力なら10数秒。

それなのに、彼女はこの視界不良で路面凍結した大雪の中、あえて二輪車という不安定な乗り物を引っ張り出し、跨り、漕ぎ出した。

自転車を駐輪場から出す手間、そして学校で鍵をかける手間。
それらの「コスト」を考えれば、歩いた方が圧倒的に合理的であることは明白です。

バレーボールで培った高い身体能力を、なぜこの「100メートルの雪道」という、最もリスクの高い場面で無駄遣いしてしまうのか。

「歩いて行けよ」という私の極めてまっとうな提言は、元議員の兄の耳には届いたかもしれませんが、ストイックなバレーボールっ子の妹には、風の音にかき消されて届きませんでした。
そんな、論理と根性がぶつかり合う雪の日は。
せめてキッチンでは、誰からも満場一致で可決される「正解」を出したいと思います。

【本日のシステム:ダブルチーズポテトボール】
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材料はいつものじゃがいも。
しかし、ひと手間加えるだけで、家族が奪い合う「ご馳走」へと昇華させる。
支持率100%を誇る、我が家の定番メニューです。

《材料》
じゃがいも:2コ(300g)
(レンジというテクノロジーによって、組織を解体される主役)

ケチャップ:お好みで
刻みパセリ:適量

【A:粘性と風味の構成要素】
片栗粉:大さじ2
塩こしょう:少々
粉チーズ:大さじ2

粉チーズ(仕上げ用):適量
黒こしょう:少々

サラダ油:適量(フライパン底から1cmで十分です)

【構築の手順】
① 物理的解体と再編
じゃがいもは皮をむいて乱切りにし、耐熱容器へ。
レンジ(600W)で5分。
熱いうちにフォークで徹底的に叩き潰し、【A】を投入します。
この時、余熱を逃さずに混ぜることで、素材同士の「強固な癒着(ゆちゃく)」が完成します。
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② 球体への成形
生地を12等分にし、手で丸めます。
100メートルの距離を自転車で突き進むという歪(いびつ)な選択とは対照的に、ここではひたすら「美しく、丸い正解」を目指してください。
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③ 回転による熱伝導
フライパンに1cm程度の油を熱し、ポテトボールを投入します。
時々転がしながら、全面をきつね色に。
この「転がす」という工程が、外側のカリッとした食感を均一にする唯一の方法です。
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④ チーズによる二次コーティング
油を切ってボウルに入れ、熱々のうちに追いチーズと黒こしょうをまぶします。
温度が高いうちにまぶすことで、チーズの風味がより深く馴染みます。
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⑤ 装飾と提供
皿に盛り、パセリを散らして完成です。

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【考察ポイント】
「熱」という資源の有効活用
加熱後すぐに潰す。熱いうちにチーズをまぶす。
料理において「熱」は、ただの温度ではなく、素材を結合させるための重要な「資源」です。

1cmの油という合理的投資
たっぷりの油は必要ありません。
最小限のコストで、最大限の「カリカリ感」を引き出す。これが知的な台所運営です。


半年間の議員活動を終えた長男と、雪の中を自転車で強行突破するバレーボールっ子の長女。
我が家のメンバーはそれぞれが独自の論理(あるいは根性)で動いていますが、この「ダブルチーズポテトボール」が食卓に並んだ瞬間だけは、全員が「美味い」という一点において、見事な連立政権を樹立します。

皆さんも、もし身近な人間のストイックすぎる行動に困惑したときは。
このポテトを丸めて、チーズをまぶしてみてください。
きっと、すべてを「まあ、元気ならいいか」と丸く収めてくれるはずです。

充実した(そして、100m先へ無事に着いたことを祈る)一日を。

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